2017.04.10

クラウド型医療支援システム「ドクター・フォース(DOCTOR FORCE)」を2017年9月1日より販売開始

“BCP対策・低コスト・スピーディ・スモールスタート・セキュアな分析環境を提供します”

株式会社トゥモロー・ネットは、クラウド型医療支援システム 「ドクター・フォース (DOCTOR FORCE)」を、2017年9月1日(金)より販売開始します。

当システムは、一般的な経営分析にとどまらず、診療支援、研究支援までをカバーするクラウド型医療支援システムです。会計情報だけではなく検査結果を含む標準出力、および公開されている標準化データウェアハウス(SDM※1)を利用することで、特定のメーカーに依存しないローコストな分析環境を提供します。

病院が導入した医療情報システムを十分に活用する為には、蓄積された医療情報を分析する必要があります。しかしながら現状は、医療機関ごとに異なったシステムを導入し、情報の分析以前にデータを抽出することさえ困難な状況です。当社はこの問題に着目し、医療情報を汎用的に利用できる基盤を、SDMを用いてクラウド上に構築し、特定のメーカーに依存しない標準出力を取り込むことにより実現しています。

その他詳細は、下記ドクター・フォースのページをご参照ください。

▽クラウド型DWHによる導入コストの削減とセキュリティの確保

▽医療情報の標準出力、公開されている標準化データウェアハウスへの対応

▽災害等の非常時の対応(BCP)

▽診療支援、分析機能

※1【SDM】

https://sdm-c.org/

ドクター・フォースで使用しているデータベースの構造は、医療向けDWHの統一フォーマットとして規定されたSDM(Semantic Data Model)に準拠しています。統一されたデータベースの構造および情報の意味関係を定義したデータモデルにもとづいて本システムを構築し、標準医療情報をデータ源とすることで、特定ベンダーに依存しない形での情報抽出が可能となりました。2014年9月に設立したSDMコンソーシアム(代表理事:岐阜大学 紀ノ定保臣教授)が、SDMによるDWHの普及活動によってヘルスケア業界における情報利用を促進しています。

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