VR(仮想現実)やAR(拡張現実)など新しい製品が誕生する背景
近年、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)など、一昔前ではSFや技術的想像として語られたり、高価な軍事技術としてのみ開発されてきたデバイスが、実際に個人や家庭の中に入ってくるようになりました。 VRであれば、ゲーム機のPS4やPCに接続してゲームを楽しんだり、観光地で360度の全景を撮影した映像の中に入り込んで、景色を眺めたりすることを気軽に楽しめるようになりました。 ARであれば、スマートフォンのカメラで街並みを映すと、その中に映っているお店の情報や、道路の情報が表示されることで、自分の持っている情報を補完することができるようになりました。 ポケモンgoに搭載されている街並みにポケモンが映し出される「ARモード」は、ARという言葉を一般化する助けになったと思います。
ポケモンgoのARモード画面 出典:https://cdn.wccftech.com/wp-content/uploads/2016/07/2-4.jpg
◇VRとARの一般化
これらがこの数年で一般化したのは、VRを作り出したいとか、ARを作り出したいという想いが高まったからだけでなく、(もちろん実現したい想いがあるのは事実ですが)各装置・サービスを現実化するための部品の高性能化と、コストの低下、量産による供給の安定が大きな要因であると思います。 例えば、VRを実現するには高解像度のグラフィックを60FPS以上のフレームレートで表示する必要があるため、それに対応するためのGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)を使用する必要があります。 ARであれば、自分が存在する位置を特定するためのGPS、自分がどの方向を見ているかを確認する電子コンパス(磁気センサー)、そして、それらのシステムから提供される位置情報や方向情報を元に、アプリケーションに表示するデータをサーバから取得するためのモバイルネットワーク環境が必要となります。 このモバイルネットワークを支える技術は、LTEによる高速通信や、アプリケーションを接続するサーバを低コストで気軽に提供できるクラウドコンピューティングの発達などがあります。 これらの各部品や技術の成熟があって、初めて個人が利用することができる基盤が整って開花した製品・サービスだと思います。 iPhoneは、アップル社の製品ですが、これを創造したのはスティーブ・ジョブズです。 ジョブズは技術者というよりも自分の想像するデバイスを実現するために、その時に存在する部品や技術を集めて一つの形にする才能の持ち主でした。 技術的成熟があったからこそ、古くはマッキントッシュによりGUIを一般化したり、iPhoneが創造されたのだと思います。
初代マッキントッシュ 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh
2007年発売、初代iphone 出典:https://spotnote.jp/iphone-10th-anniversary/
同様に、これから技術の成熟が進んでいけば、現在は夢物語や魔法の様に語られている、本当の人工知能や脳波でコントロールできる機械が実現して、家庭の中に入ってくるかもしれませんね。
当社も常に新しい技術を追及し製品開発に繋げていきたいと考えています。
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