【プレスリリース】さくらインターネット様導入事例記事追加 <「さくらのVPS」のサーバーをSupermicro製にリプレース。 故障率の改善、運用管理の効率向上に加え、 Redmineで進捗や仕様などの情報を共有】>
株式会社トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:李 昌珍、以下 トゥモロー・ネット)は、クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:田中 邦裕、以下 さくらインターネット)にSupermicro社製サーバーを導入し、独自の導入支援・保守サービスで故障率とシステム管理における運用効率を大幅に改善した事例を発表します。
導入の背景
レンタルサーバー、専用サーバーなどのクラウドコンピューティングサービス、モノプラットフォームなどのIoTサービスなど、多岐にわたるラインアップをそろえてサービスを提供しているさくらインターネット。同社が2010年に始めたVPSサービス「さくらのVPS」は、専用サーバーの自由度とクラウドの拡張性を合わせもつ仮想専用サーバーサービスでその柔軟性と高いコストパフォーマンスに多くのユーザーを抱えています。
「さくらのVPS」がそれまで使用していた物理サーバーは老朽化により、故障やトラブルに悩まされていました。2017年にサーバーを管理していたデータセンター変更のタイミングでVPSサービスの物理サーバーをSupermicro社製サーバーで刷新し、トゥモロー・ネットがその導入・保守サポートを提供することになりました。Supermicro社製サーバーは、すでに「さくらのクラウド」及び「さくらのレンタルサーバー」サービスでも利用されており、高いコストパフォーマンスと故障率の低さを実現していたトゥモロー・ネットの実績が買われてスムーズに検討が進みました。
Supermicro社製サーバーとトゥモロー・ネットのサポートで故障率改善、運用管理効率向上
約1年間を通して計画/実行された「さくらのVPS」システム刷新のプロジェクトでは、下記の点が大きく改善されました。
1, 物理サーバー台数を1/6に集約し、サーバーを収納するラック数も半分程度に抑えられたことでメンテナンスを簡素化。
2, 出荷前にトゥモロー・ネットが実施している全製品の12時間にわたるエージングテストで初期不良、故障がほぼ解消。情報プラットフォーム事業部が新機能の追加やシステム改修などに時間を費やせるように改善。
3, Supermicroと交渉の上サーバーの仕様統一、専用型番を設けることで製造、管理することにより運用管理のフローを軽減。
4, HDDからSSDへのストレージ変更により、ユーザーの満足度、メンテナンス性の向上にも貢献。システムの再起動や、障害からの復旧の時間短縮といったメリットも提供。
刷新プロジェクトの成功以来、さくらインターネットは毎年数100台程度のSupermicro社製サーバーを継続的に導入しています。これからもより良いサービスの提供に邁進するさくらインターネット様をお支えするため、トゥモロー・ネットは新しい技術の検証に更に力を注ぎ、お客様に寄り添った献身的な運用サポートを提供します。
株式会社トゥモロー・ネットについて
トゥモロー・ネットは「ITをもとに楽しい未来へつなごう」という経営理念のもと、感動や喜びのある、より良い社会へと導く企業を目指し、先進的なITの導入、サスティナブルなインフラをお客様に提供しています。様々なハードウェア・ソフトウェア製造・販売、保守・システム運用管理、保守・基盤構築サービスを豊富な経験と実績を活かして、ワンストップでサポートします。2022年にはAIプラットフォーム事業の新規AIサービスであるCAT.AIを発表し、新世代のコミュニケーションツールとして、世の中をより便利で豊かなものにすべく新たな領域にビジネスを展開していきます。
【会社概要】
所在地 : 東京都品川区東品川3丁目28-25 プロロジスアーバン東京品川13F
代表者 : 代表取締役社長 李 昌珍
設立 : 2005年2月
事業内容: クラウドコンピューティング事業、SDI事業、AIプラットフォーム事業
URL : https://www.tomorrow-net.co.jp/
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社トゥモロー・ネット クラウドソリューション営業部門
E-mail: tom_sales@tomorrow-net.co.jp
TEL : 03-6810-4990(平日9:00~17:00)
【報道関係者の方からのお問い合わせ先】
株式会社トゥモロー・ネット マーケティング室
E-mail: tmn.press@tomorrow-net.co.jp