Supermicroの水冷サーバー

トゥモロー・ネットでは水冷サーバーもお取り扱いしております。
また、水冷環境の構築に必要となる機材、設備のほか保守のご相談も承っております。

水冷サーバーの主な構成要素

水冷サーバーの導入には主に４つの機材、設備が必要になります。

①～③までがサーバールーム内のラックに格納されており、CPU/GPUの排熱を冷却液に移して冷やします。
そのままでは冷却液が徐々に熱くなってしまうため、④冷却塔側の冷却液に熱を移し、最終的に屋外へ排熱します。
屋外に排熱することで室内の温度上昇が抑えられ、エアコンなど冷房設備の電力消費を抑えることができます。
また空冷式よりも強力にCPU/GPUを冷却することができます。
年々厳しさを増す発熱、巨大なヒートシンクのためにラック搭載密度が落ちる問題にも大きく貢献することが可能です。

Supermicroの水冷サーバーラインアップ

	Supermicro SYS-421GE-TNHR2-LCC	Supermicro AS -4125GS-TNHR2-LCC	Supermicro SYS-221GE-TNHT-LCC
製品
フォームファクター	4U ラックマウント	4U ラックマウント	2U ラックマウント
CPU	TDP：385Wまで対応 2ソケット Intel Xeon 第5世代(Emerald Rapids)、または第4世代(Sapphire Rapids)	TDP：385Wまで対応 2ソケット AMD EPYC 9004シリーズ(Genoa)	TDP：350Wまで対応 2ソケット Intel Xeon 第5世代(Emerald Rapids)、または第4世代(Sapphire Rapids)
GPU	最大8枚 NVIDIA H100 SXM5	最大8枚 NVIDIA H100 SXM5	最大4枚 NVIDIA H100 SXM5
メーカーサイト	https://www.supermicro.com/ja/products/system/gpu/4u/sys-421ge-tnhr2-lcc	https://www.supermicro.com/ja/products/system/gpu/4u/as-4125gs-tnhr2-lcc	https://www.supermicro.com/ja/products/system/gpu/4u/sys-221ge-tnht-lcc

既存の空冷サーバーを利用できるリアドア(Rear Door)方式の水冷ソリューションもございます。
リアドア方式の水冷ソリューションでは空冷サーバーの排気(熱気)を、ラック後方に設置した熱交換器で冷却水に移し、屋外に排熱します。
水冷サーバーのようにCPUやGPUを強力に冷却することはできませんが室内の温度上昇を抑えることが可能です。
その他液浸方式についてもお気軽にご相談ください。