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PRODUCT

製品紹介

ソフトウェアデファインドストレージ ソリューション
OSNEXUS QuantaStor

OSNEXUS 社の QuantaStor は、単一のプラットフォームでスケールアップとスケールアウトの両方を提供し、統合されたファイル、ブロック、オブジェクトストレージを提供する
ソフトウェアデファインドストレージ (SDS) 製品です。

こんな課題を解決

さまざまなプロトコルを1つのプラットフォームで提供することでの運用管理の簡素化

QuantaStor ではファイル (NFS/SMB(CIFS))、ブロック(iSCSI/FC)、オブジェクト (S3) のデータを格納する SDS プラットフォームを構成することができます。
統合された管理 GUI を通じて、日々のストレージ運用管理を簡素化します。

日々増え続けるデータを効率良く運用するための柔軟な拡張性

スケールアウト構成では、増え続けるデータ量に応じてノード数を追加することで、最大100PBを超えるストレージ容量まで拡張可能です (ノード数は64台)。
また、スケールアップ構成では、ストレージ拡張筐体を追加することで最大8PBまでストレージ容量を拡張可能です。

さまざまなハードウェアベンダーと協調した認定構成による選択肢の提供

QuantaStor は Linux (Ubuntu/LTSベース) 上に実装されており、さまざまなハードウェアベンダー (Supermicro, ASUS、Cisco、Dell、HPE、Intel、Lenovo、Seagate、Western Digital など) と協業し、認定構成を提供しています。
お客様がすでにお使いのベンダー製品で構成することも可能ですし、クラスタ構成毎にベンダーを変えて、構成運用することもできます。

製品概要

QuantaStorはOSNEXUS 社が提供するファイル・ブロック・オブジェクト用に単純化されたスケールアップおよびスケールアウト機能を提供する
ソフトウェアデファインドストレージプラットフォームです。

 

スケールアウト型 ファイル、ブロック、オブジェクトストレージソリューション
スケールアウト構成では、ファイル (NFS/SMB(CIFS))、ブロック (iSCSI/FC)、オブジェクト (S3) 用のストレージ領域を Ceph の機能で提供されます。
本機能で構成されたストレージクラスタは、同時に3種類 (ファイル、ブロック、オブジェクト) のストレージ領域を構成提供することが可能です。
また、サーバーノードを追加することで、スケールアウト構成を無停止で拡張することが可能です。

 

スケールアウト構成サイジングツール
Scale-out QuantaStor Storage Solution Designer
https://www.osnexus.com/ceph-designer

 

SAN/NAS ストレージソリューション
スケールアップ構成では、2ノード間で共有される外部共有ストレージで、ファイル (NFS/SMB(CIFS))、ブロック (iSCSI/FC) 用のストレージ領域を ZFS 機能で提供されます。
外部共有ストレージを拡張することで提供可能なストレージ領域を拡張可能です。
なお、IO 処理性能を求められる場合は、スケールアップ構成で構成頂くことを推奨します。

 

スケールアップ構成サイジングツール
Scale-up QuantaStor Storage Solution Designer
https://www.osnexus.com/zfs-designer

 

OSNEXUS社とは

社名: OSNEXUS Corporation
設立: 2010年1月
CEO: Steven Umbehocker
 Veritas 社、Citrix Systems 社を経て、OSNEXUS 社を設立
本社: アメリカ ワシントン州 ベルビュー
事業内容: クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、HPC のアプリケーションに対応可能な SDS 製品の製造
各種パートナーTech Partner Program
        Reseller Partners

製品の特長と利点

ストレージグリッドテクノロジー

ストレージグリッドテクノロジーはプラットフォームに組み込まれており、QuantaStor ストレージサーバーとクラスターの管理が統合されます。さらに、ラック、サイト、クラウド全体での QuantaStor の統合管理も提供可能です。

 

ファイル、ブロック、オブジェクトの統合

NFS/SMB(CIFS)、iSCSI/FC、S3 などの主要ストレージプロトコルがすべてサポートされます。

 

エンドツーエンドのセキュリティ

先進的な RBAC、エンドツーエンドの暗号化サポート (SMB3、IPSec、HTTPS、CHAP (iSCSI))、NIST 800-171、HIPPA、CJIS に準拠しています。

 

 

柔軟性

幅広いハードウェアベンダーをカバーし、より深いハードウェアとの統合が行われています。
たとえば、ハードウェアの電源、ファン、温度、ディスクの状態をモニターする機能が実装されています。

 

参考
管理 GUI からのハードウェアの状況を確認。
サーバー本体の CPU、メモリ、温度、電源、ファンの情報やディスクの稼働状況をモニタ可能です。

オープンストレージ基盤上に構築

エンタープライズグレードのオープンストレージテクノロジー (Ceph、ZFS) と統合されています。

使いやすい管理者向け GUI

QuantaStor では日本語環境も考慮した Web GUI を提供します。

製品の活用例

QuantaStor は、構成の柔軟性を活かして、様々な業種・業界で導入されています。

 

業界

評価ポイント

電力、公益事業分野 グリッドアーキテクチャによるパフォーマンスと大量データへの拡張性と DR 対応が評価されています。(ビッグデータ、可用性、HPC)
金融サービス分野 サイト間での相互連携機能をスケールアップ構成、スケールアウト構成でも提供可能なことが評価されています。(ビッグデータ、災害対策、暗号化とセキュリティ)
HPC分野 最新のハードウェアに対応可能な Linux ベースの追従性が評価されています。(次世代ネットワークキング、オールフラッシュ、S3 対応、グローバルネームスペース)
生命科学分野 Web GUI によるストレージボリュームの簡単なプロビジョニングが評価されています。(可用性、複製機能、セキュリティと暗号化)
メディア&エンターテイメント分野 デジタルアセット管理、高速編集、トランスコード、レンダリング、コンテンツのストリーミングと配信性能で評価されています。(100PB以上のグリッド技術、グローバルネームスペース、イレイジャーコーディング)
教育分野 少数の IT スタッフでも運用可能な管理機能が評価されています。(ビッグデータ、可用性、HPC要件)
政府機関分野 ロールベースのアクセス制御、NIST 規制コンプライアンス対応などの政府機関に求められるセキュリティ要件で評価されています。(セキュリティと暗号化、高可用性)

 

用途 適用時のポイント
仮想化 仮想化環境には、最小限のダウンタイムで一貫したパフォーマンスを提供できる高可用性スケールアップブロックストレージが提供可能です。
バックアップ&アーカイブ アーカイブ、バックアップ、リカバリのプロセスを簡素化しながら、100PBを超えるストレージプール基盤を提供可能です。
DR(災害復旧) スナップショットとリモートレプリケーションプロトコルを利用して、選択したストレージボリュームとネットワーク共有の完全なコピーをプライマリからセカンダリ DR サイトに作成可能です。
ビッグデータ 高い IOPS を処理するための ZFS によるスケールアップ構成と大容量のデータを保持するための Ceph テクノロジーによるスケールアウト構成の柔軟なストレージプールアーキテクチャが利用可能です。

 

https://www.osnexus.com/by-industry

https://www.osnexus.com/by-use-case

製品のよくある質問

サイジングツール (スケールアウト構成かスケールアップ構成) のサイジング結果に、License Summary として表示されます。
サブスクリプションライセンスに、サポート、メンテナンスパック、および製品アップグレードが含まれ、保守期間 (1年、3年、5年)とサポートレベル (9x5 翌営業日対応、24x7 4時間応答、24x7 1時間応答)、キャパシティ容量 (Raw Capacity) で決まります。
45日間使える Trial Edition と無料で利用可能な Community Edition が用意されています。
どちらのエディションも商用版と同じ機能が利用可能ですが、以下の制限がついています。
Trial Edition は、Raw Capacity で256TBまで、45日間の利用制限あり。
Community Edition は、Raw Capacity で60TBまで、4ノードまでの制限あり。
https://www.osnexus.com/downloads
スケールアウト構成 (Ceph) は3台以上で構成可能ですが、イレジャーコーディングのデータ保護を実装するためには、最低でも4台以上で構成する必要があります。スケールアップ構成は、HA 構成のため2台の Active-Standby 構成となります。
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