2018.06.01

サーバーって何? 基本的な構成パーツ

 

こんにちは、業務チームの平松です。
発注・入庫・出庫管理などを担当しています。

入出庫の際にサーバー本体はもちろん、様々なパーツを見ているのですが、
今回は、改めて私たちが取り扱っているサーバーって何なんだろう? 基本的な構成パーツって何だろう?
と、考えてみました。

what

サーバーって何?

各クライアントPCからの要望に対して、サービスを提供するコンピュータのことをサーバーと呼びます。
メールの送受信をするメールサーバー、Webサイトの管理をするWebサーバー、社内の業務データを管理するDBサーバー、社内ネットワークの名前解決するDNSサーバー、各種ファイルの保存・管理をするファイルサーバー等が挙げられます。

クライアントPCを私達自身に置き換えて考えると、ファミレスなどセルフサービスで飲み物を取り行くときに使うドリンクサーバーを想像するとわかりやすいかもしれません。
私が欲しいドリンクのボタンを押せば、その飲み物が出てきます。アレと同じです。
クライアントの要求に応じたサービスを提供する。
それがサーバー。

difference

サーバーとPCの違い

サーバーとパソコンの基本構成は、CPU・メモリ・Disk。私たちが普段使っているデスクトップやノート型のPCと基本的に同じだけど、何が違うのか。
「昼はメール送受信できたけど、夜は送受信できない。」とか「いつも特定の時間帯になるとwebの閲覧ができない」といったことは、あまり聞かないですし、そうなってはいけない。
いつでも要求に応じられるよう、サービスを提供し続けるのがサーバー。
普段使っているPCのように、「今日の仕事終わったから電源OFFします。」ということが出来ないのが、サーバーです。働き者ですね。

24時間365日、動き続けることができるように、サーバー機器もソフトウェアも作られています。
また、障害が発生してもある程度耐えられるよう、電源を冗長化したり、DiskをRAID構成するなど、なにかしらの対策をこうじていることが一般的です。

Constitution

サーバーの構成パーツ、例えるなら?

よく聞くお話なので、今更感がすごいですが、以下のようになると思います。
というか、そう教わりました。

他にもRAIDカードや、HBA、追加NICなどたくさんのパーツがありますが、いまのところは基本的な3つだけ再確認しておこうと思います。

 

CPU:頭脳

 

メモリ:机

 

Disk:本棚

 

いくら高性能なCPUを搭載しても、メモリが少ないとその能力を発揮できません。
言い換えると、いくら頭の回転が早い人(CPU)でも、机が狭い(メモリ容量が少ない)と作業がはかどらない。
逆もまた然りではありますが、どこかの性能が低ければそれに引っ張られて、全体的に性能が下がってしまいます。

summary

まとめ

サーバー構築する際には、個々の性能だけではなく、CPU・メモリなど全体的なバランスを見てあげることが大切なんですね。
弊社ブログを御覧頂いている皆様にとっては、「何を今更」な事かとは存じますが、改めて調べてみると忘れていたことも思い出すことができ、有意義でした。

 

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