2019.02.08

GPUについて – 「NVIDIA と AMD のコンシューマーGPU比較と使い分け」①

こんにちは、営業部の竹内です。
相変わらず、Supermicro新製品の紹介で日本中を飛び回っております。

今日のブログは最近引き合いが多いGPUカードについて、素人視点にて調べて分かったことをお話しします!
GPUとは?①ではコンシューマー向けGPUの「NVIDIA GeForceとAMD Radeonの比較と使い分け」についてです。

 

「NVIDIA社」
アメリカ合衆国のビデオチップメーカーNVIDIA社が開発してるGPUとなります。CPUは製造しておりません。
(CPUを作る技術はあると思います)

「AMD社」
カナダのハードウェアメーカーであるATIが開発したGPUでしたが、現在はCPUメーカーであるAMDに買収されております。
AMDに買収されたあともRADEONというブランドは残っています。

その中でも私たちのような一般コンシューマー向が、
NVIDIAGeForceシリーズ / AMDRADEONシリーズ となります!

 

GeForceシリーズの特徴
高速パフォーマンスを追求しており、3D処理がメインで特にゲームユーザー向け。どちらかと言うと玄人志向。現在はCPUに内蔵GPUを搭載する時代になったので、単体GPUを必要としないローエンド層はあまり縁のないメーカーかもしれない。

RADEONシリーズの特徴
映像関係に強く、2Dと3D処理にバランスのとれた印象。コストパフォーマンスがよく、ローエンド層へのシェアが広いです。

GeForceシリーズ と Radeonシリーズ製品のメーカースペック比較を作成してみました。
※GeForceシリーズの次世代コアアーキテクチャ「Turing」を採用しているRTXは対象外としてます。

メーカ- NVIDIA GeForce AMD RADEON
品名 GeForce GTX 1080 GeForce GTX 1070 RADEON RX 580 RADEON RX 570
CUDAコア 2,560ユニット 1,920ユニット 2,304ユニット 2,048ユニット
メモリ GDDR5X 8GB GDDR5 8GB GDDR5 8GB GDDR5 8GB
メモリインターフェース 256ビット 256ビット 256ビット 256ビット
コアベースクロック 1,620MHz 1,518MHz 1,257MHz 1,168MHz
ブーストクロック 1,759MHz 1,708MHz 1,380MHz 1,268MHz
メモリクロック 10,000MHz 8,000MHz 8,000MHz 7,000MHz
バスインターフェース PCI Express 3.0 x16 PCI Express 3.0 x16 PCI Express 3.0 x16 PCI Express 3.0 x16
補助電源 8ピン×1 8ピン×1 8ピン×1 8ピン×1
消費電力 180W 150W 185W 120W

単純な比較をするべきではないと思いますが、、、
メーカースペック比較表だけをみると、NVIDIA GeForceのほうが性能良さそうですね。
消費電力もAMD RADEONのほうがやや高めかな?という印象です。
赤字にしている箇所がGPU性能を見るうえで重要な数値になります。

NVIDIA GeForceはハイエンドからローエンドまで幅広いラインアップがあり、世界でもっともシェアが高いGPUとなります。
信頼性があり、GeForceを選ばれる人が多いのかもしれません。
また、現在はディープラーニング・AI開発用途として使われるていますね。
上の表には記載しておりませんが、コストパフォーマンスがいいのはAMD RADEONとなります。
NVIDIA GeForceと比べるとAMD RADEONのほうが断然安いです。
(価格差が気になる方は調べてみてください!)
また実際に検証していないですが、AMDのほうが映像が綺麗、発色がいいという話も聞いております。

次回ブログでは近しいGeForceとRADEONのGPUを使って検証してみようと思います!

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