サイバーエージェント様導入事例記事追加【サイバーエージェントのプライベートクラウド「Cycloud」に、AMD EPYC搭載のSupermicro製サーバーを導入。トゥモロー・ネット独自サポートで電源とファンの無停止交換を実現】
株式会社サイバーエージェント 知念 洋樹様(左)と西北 尚史様(右)
導入の背景
「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げて、インターネット広告、メディア、ゲームの3事業を柱としてさまざまなビジネスを展開しているサイバーエージェント。同社ではそれらの事業を提供するシステムに、パブリッククラウドとプライベートクラウドを併用し、目的や適性に応じて活用しています。2021年にそれまで事業ごとに個別に運用していた「Cycloud」プライベートクラウドを、組織横断的に運用する部署である CIU(CyberAgent group Infrastructure Unit)を結成し集約化を進めました。Cycloudでは、新しい未来のテレビ「ABEMA」、ブログサービス「Amebaブログ」、アメーバピグなどのシステムや関連システムが稼働しています。プライベートクラウドのデータセンターやサーバー、ネットワークなどのインフラを会社全体で有効活用できるよう一元管理し、全社的な取り組みが進めやすくすることが狙いです。そしてCycloudの物理サーバーとして、最適な性能と消費電力の低さがを兼ね備えたAMD EPYCを搭載したSupermicro製サーバーを導入し、その導入支援とサポートとして長年Supermicro製品の構築に関して実績を持つ代理店のトゥモロー・ネットが選ばれました。
Supermicro製サーバーとトゥモロー・ネットを導入したメリットと効果
Cycloudの物理サーバーの約3割を占めるSupermicroサーバー。今回のプロジェクトでは、下記の点がトゥモロー・ネットとSupermicroを採用したメリットとして挙げられます。
1. 最大600もあるSupermicroラインアップから一次代理店であるトゥモロー・ネットが高い知見を活かし、安定性やコスト、将来の供給体制を確認の上最適な製品を選択。
2. ディスクレスで高密度のコンピュートノード、10本のNVMeを搭載したストレージノードの組み合わせでコストの最適化と故障頻度の劇的な低減を実現。
3. サービス影響を最小限に抑える為に、電源もファンもリダンダントにし、故障しても電源を切らずに交換できるように構成。電源やファンの無停止交換が可能に。
4. プライベートクラウドに最適な性能と消費電力の低さが魅力のAMD EPYCを採用。他社製品と比較して、同じ電力で倍以上のCPUコアの搭載を実現可能に。
5. トゥモロー・ネットによる出荷前検査により初期不良のリスクを大幅に低減。
変化が激しいインターネット業界のビジネスに挑み続けるサイバーエージェント。AIや5Gテクノロジーがさらに発展し普及していく段階に入り、これからますます大容量のデータを効率的にさらに高速に演算できるサーバーが求められていきます。
トゥモロー・ネットはこれからも最適なSupermicro 製品を提案し、さらに安心して使用いただけるサポートサービスを提供して参ります。
株式会社トゥモロー・ネットについて
トゥモロー・ネットは「ITをもとに楽しい未来へつなごう」という経営理念のもと、感動や喜びのある、より良い社会へと導く企業を目指し、先進的なITの導入、サスティナブルなインフラをお客様に提供しています。様々なハードウェア・ソフトウェア製造・販売、保守・システム運用管理、保守・基盤構築サービスを豊富な経験と実績を活かして、ワンストップでサポートします。2022年にはAIプラットフォーム事業の新規AIサービスであるCAT.AIを発表し、新世代のコミュニケーションツールとして、世の中をより便利で豊かなものにすべく新たな領域にビジネスを展開していきます。
会社概要
所在地 : 東京都品川区東品川3丁目28−25 プロロジスアーバン東京品川1 3F
代表者 : 代表取締役社長 李 昌珍
設立 : 2005年2月
事業内容: AIプラットフォーム事業、クラウドコンピューティング事業、SDI事業
URL : https://www.tomorrow-net.co.jp/
サービスに関するお問い合わせ先
株式会社トゥモロー・ネット クラウドソリューション営業部門
E-mail: tom_sales@tomorrow-net.co.jp
TEL : 03-6810-4990(平日9:00~17:00)