(その3)温度制御をラクにしたのはMCU(後)
前回までの明日ガンは、
・MCUを使った、ムダに豪華な温度計
・オーバーヒート/クール時にLEDが点灯
・最高/最低温度も表示
今回こそ「温度制御」と呼べるよう、ファンとヒーターをコントロールできるようにします。
ヒーターなら30Wぐらいは欲しいところ。ところがMCUから取り出せる電流は多くても20mA程度なのでファンも回りません。
そこでMOSFETを介して制御します。
MOSFETは低い電圧で高電圧/大電流を制御できるスイッチのような部品で、サーバでもCPU周辺に多く使われている定番パーツです。
古いマザーボードにはキャラメル大のものが使われているので、一度は見たことがあるはず。
使い方はいたってシンプル。ゲートに電圧を与えるとドレイン~ソース間が通電、たったこれだけです。
LEDを点灯させるMCUの出力端子は、
・消灯時:0V
・点灯時:5V
なので、これをゲートに接続、LEDと連動させたいので5V駆動のNchのFETを使用しました。
12VのACアダプタを利用し3A流せば36W、これだけあればファン/ヒーターともに十分でしょう。FETは少し余裕をみて、小型ながら最大5Aのものを選びました。
3つの端子は、
・ゲート(G) : MCUのLED出力
・ドレイン(D) : ファン/ヒーターのマイナス端子
・ソース(S) : 電源のマイナス端子
に接続します。
3ヵ所ハンダづけするだけ、楽勝ですね。
楽勝?
小っちぇー Too small小さすぎました。
SMDなんか選んだ自分を恨みつつ、ヘッドルーペとピンセットを使い意地でも実装します。
試しに12V・2.4AのLEDを点灯し半日放置、FETの発熱もごくわずかなの‘で長時間稼働もいけそうです。
MCUのPWM機能を使えばさらに高精度な温度管理ができそうですね。
と言いつつ、勝手に作った非公認・試作なのでこれでおしまい。
スゴいぞFET度:★★★★☆
いつかはIoT度:★☆☆☆☆